Lesson 1-4

全音・半音とは?

次のピアノの図を見て下さい。『ド』の位置はこちらになります。




そして、以下の図のように、そのまま右に白鍵を辿っていくと、ドレミファソラシド と音が鳴ると思います。




この時の『ド』と『レ』の関係は、全音です。『レ』と『ミ』の関係も全音です。しかし『ミ』と『ファ』の関係は半音となります。

上の鍵盤の『ド』と『レ』を見てみましょう。その間には黒い鍵盤、つまり黒鍵があるかと思います。

次に『レ』と『ミ』も見てみましょう。こちらも同じように黒鍵が挟まれているかと思います。

しかし、『ミ』と『ファ』の間には黒鍵がありません。


更に、前の章でお見せしました、5弦だけで弾くメジャースケールの譜面をもう一度見てみましょう。



3フレットの『ド』から、4フレットを挟んで、5フレットの『レ』

5フレットの『レ』から、6フレットを挟んで、7フレットの『ミ』

そして、7フレットの『ミ』から、すぐ隣の8フレットに『ファ』の音があります。



この5弦のみでドレミファソラシドを弾く場合を、ピアノに例えてみましょう。



もうお分かりでしょうか?

このように、『ド』と『レ』や、『レ』と『ミ』のように2つ隣のような関係を『全音の関係』

『ミ』と『ファ』のように音が隣り合わせの関係を『半音の関係』と呼びます。


つまり、『ド』の全音上は『レ』、『レ』の全音上は『ミ』、そして『ミ』の半音上が『ファ』となります。


逆に『ド』の半音上は『ド#(ド シャープ)』、『レ』の半音上は『レ#(レ シャープ)』
『ミ』の全音上は『ファ#(ファ シャープ)』となります。


このように、皆さんが慣れ親しんでいる『ドレミファソラシド』、つまりメジャースケールは、均等の感覚で並べられた音では無いという事です。

では、どのような並び方をしているのか、

それが前の章でお話いたしました、
全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音

の、音の並びという事です。

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