Lesson 1-6

全Keyのメジャースケール 2

Key=Cとは、というコードが中心であると同時に、という音が中心であるとも言えます。

なので、Key=Cのメジャースケールとは、「ド」が中心のメジャースケールという事です。

つまり、「ド」からスタートして、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音と辿っていった音階が、Key=Cのメジャースケール、つまりCメジャースケールというわけです。

ではKey=Dのメジャースケールは何でしょう?

答えは簡単、D=『レ』の音から、全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音と音を辿っていけば自ずと答えは見つかります。



ギターの人は5弦を使って、上記の数字の部分を辿っていって下さい。

耳だけで聞くと『ドレミファソラシド』のように聞こえるかもしれませんが、これは『レ ミ ファ# ソ ラ シ ド# レ』つまりDメジャースケールです。

このような調子で他のKeyのメジャースケールも探していきましょう。





































上記に挙げました12のメジャースケールが、世の中に存在する全てのメジャースケールです。

ギターで実際に弾いてみた方は気づいたかと思いますが、Keyが変わってもメジャースケールの「全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音」という音階は変わりませんので、

同じ運指で半音ずつフレットをずらしていくだけで、全てのメジャースケールを弾くことができます。このような所がギターという楽器の便利な所ですね。

上の図にもあるように、ピアノではそうはいきません。#(シャープ)する音や♭(フラット)する音を把握できていないといけません。

この、#(シャープ)する音や♭(フラット)する音を把握できる、という事は、ピアニストだけでなく、ギタリストにとても重要な事です。

このような事にとても便利な五度圏というものがあります。こちらは次章で説明していきたいと思います。
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